監修 つかさ歯科クリニック

小学生のマウスピース矯正

インビザライン・ファースト

インビザライン・ファーストは、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)にある小児用マウスピース型矯正装置です。透明で軟らかいマウスピースで自分で取り外しもできるため、従来型の矯正装置に比べて見た目が良く、快適な矯正治療が可能です。

インビザラインは、これまで永久歯が生え揃った永久歯列期の矯正装置として使用していましたが、インビザラインシステムの技術進歩により、小児矯正での使用が可能になりました。

本来、小児矯正は1期治療と2期治療に分かれます。1期治療は、お子様の顎の成長を利用して、顎を少しづつ拡げて、永久歯がきれいに生えてくるスペースをつくることが主な目的となります。2期治療の目的は、1本づつの歯をコントロールしてキレイな歯並びを完成させることにあります。

インビザライン・ファーストは、1期治療の目的である「顎の大きさを広げる」ということと2期治療の目的である「歯並びをきれいに整える」ことを同時に行うことができるのが大きな特徴です。※すべての患者様が2期治療が不要になる訳ではありません。

インビザライン・ファーストの登場により、透明マウスピースによる快適な治療と矯正治療の期間の短縮が可能となりました。

インビザライン・ファーストの利点

透明で目立たない

「目立たない」というのは、お子様にとってもメリットが大きいと思います。透明マウスピースを使用しますので、コンプレックスを感じることなく治療を進めることができます。

虫歯になりにくい

乳歯は永久歯と比べて虫歯になりやすいという特徴があります。マウスピース矯正装置なら、自分で取り外しが出来るので、今までと同じように歯磨きをすることができます。

遊び、スポーツ時も安心

マウスピースは、薄くて柔らかい素材を使用します。スポーツや遊びの際に、転倒したり、ボールが顔に当たるようなことがあっても矯正装置によるケガの心配はありません。

好きな物が食べられる

食事の際は、取り外していただきますので、治療中も今まで通りに好きな物を食べることができます。食事の際に、ストレスがないことは、お子様にとって、とても大切なことだと言えます。

インビザライン・ファーストの欠点

装着時間を守らないと効果が出ない

マウスピースを1日に20時間以上装着しないと、歯が動かないだけでなく、歯が元の位置に後戻りしようとします。そのため、治療期間が長くなったり、良好な成果が得られない可能性が高まります。

適用できない症例があります

歯並びや骨格の状態によっては、マウスピース型の矯正装置では改善が難しい場合があります。そのため、事前に診査診断を行い、適切な矯正装置をご提案いたします。

インビザライン・ファースト特有の機能

移動パターン

顎の拡大と歯牙のコントロールを同時に行えるインビザライン・ファースト特有の移動パターンが組み込まれています。

コンプライアインス

装着時間に応じて青色が白色に変化していくようにデザインされたインジケーターを装着可能です。

歯冠サポート

小児期の短い歯冠であっても、マウスピースでしっかりと矯正力をかけるためのアタッチメント(突起)が自動設計されます。

インビザライン・ファーストの適応年齢

インビザライン・ファーストの適応年齢は、およそ6~10歳になります。実際にインビザラインファーストを適用できるかどうかは、お口の状態を確認した上で判断します。

  • 具体的には次のような条件が必要になります。
  • 第一大臼歯が萌出している
  • 切歯のうち少なくとも2歯が2/3以上萌出している
  • 少なくとも3/4顎に乳歯(C、D、E)または未萌出の永久歯(3、4、5)が2歯以上ある

矯正無料相談はいつでも受けております。また、当院ではインビザラインファースト以外の矯正装置を取り扱っており、各患者様の状況に適した装置を使います。お気軽にご相談ください。

診療時間

 
午前09:30-13:00
午後14:30-19:00

▲----土曜:午前9:30-12:30 / 午後14:00-17:00

●----第1水曜、第3水曜のみ診療

休診日 :第2、4、5水曜・日曜・祝日

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